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福祉学習【3・4年】

2022年10月6日 09時00分

3・4年がドリーム(総合的な学習の時間)の時間に、社会福祉協議会から講師をお招きして、福祉学習(車いす体験・高齢者疑似体験)を行いました。

最初に、クイズに答えながら高齢者についてのお話を聞きました。また、地域で活躍されている高齢者の紹介をしていただきました。

続いて、体験学習を行いました。まずは、車いす体験です。ペアになって障害物(マット)を越えて、コーンを回って帰ってきます。少しの高さでも障害物があると大変ということや、介助するときはどうすればいいのか、相手を思いやる気持ちや気遣う気持ち、助けてもらうことに対する感謝する気持ちなどが大切であることを学びました。

次に、高齢者疑似体験です。おもりやサポーターを付けて身体を動きにくくしたり、ゴーグルをつけて視界を見えにくくしたり、ベルトを首から足にかけて腰が伸びにくくしたりした状態のまま、「ボッチャ」をしました。「ボッチャ」は、カーリングやペタンクに似た競技で、パラリンピックの正式種目になっています。それぞれが、いろいろな不自由な状態でしたが、チームで助け合いながら「ボッチャ」を楽しみました。

【子どもの感想】
〇おじいちゃんやおばあちゃんは、ひざやいろんな所が動きにくくなったり、目が見えにくくなったりして、すごくたいへんなんだと思いました。
〇足首とひざにおもりやサポーターをつけると、ちょっと走るだけでつかれることがわかりました。
〇車いすの人は、だんさを一人ではこえられないことがわかりました。どうやって手だすけをしたらいいのかが分かりました。
〇車いすにのって、後ろに行くときがむずかしかったので、お手つだいをしたいです。
〇ボッチャは、しょうがいのある人もできて、いいスポーツだなと思いました。
〇子どもでもおとなでも、お年よりでもできるボッチャはいいと思った。楽しかったのでまたやりたい。

今回の体験を通して、高齢者や車いす利用者の気持ちを知り、何に困っているのかを考えて、自分がどんなことができそうかを考えるきっかけになりました。貴重な体験をありがとうございました。