椿原正和先生による研修会
2024年2月19日 09時00分NPO教授法創造研究所理事長の椿原正和先生にお越しいただき、示範授業と、講演をしていただきました。
【公開授業】
【示範授業】
今回の授業では、3~6年生対象に全国学力・学習状況調査の国語の授業をしていただきました。
まずは、筆記用具の確認から。
「年度当初に全校児童に一斉に指導すれば、その後の問題はほとんど起こらない」
先生方にも指導のポイントを説明しながら確認されました。
そして、
①丸で囲む
②線で結ぶ
③エアーライン
④+α【題名・重要語句】
この情報処理スキルを使うと、必要な情報を素早く見付けて解答することができていました。
子供たちは椿原先生のリズムとテンポにもすぐに慣れ、楽しく授業を受けていました。
また、
プリントを受け取るときは、両手で「ありがとうございます」
発表の時は、「〇〇です。」
丁寧にすると記憶に残る。
緊張しているときに力が付くなど、
子供たちへの声掛けから、『社会に出たときに役立つスキルを身に付けさせる』『授業で子供を育てる』ということの大切さを具体的に示していただきました。
【講演】
授業後は、「全国学力・学習状況調査の結果を踏まえた来年度に向けた取組」と「話合いの活性化を目指した授業改善など国語科の授業のポイント」について講演していただきました。
全国学力・学習状況調査の問題から読み取れる子供たちに付けなければならない力や情報処理スキル能力などについて、根拠を示されながら説明していただきました。また、話合いが活性化するための発問の大切さや図読法など、本校の課題解決のための具体的な取組についても教えていただきました。
椿原先生から学んだことを生かして、「5%の授業改善」と「学校全体で取組む」気持ちで、子供たちの学力向上のために今後の教育活動に精一杯努力したいと思います。
椿原正和先生、本当にありがとうございました。