喜佐方環境調査隊3【3・4年】
2024年2月14日 09時00分3・4年が、総合的な学習の時間に、講師の先生を招いて、地域の筋海岸で環境学習を行いました。
今回は、ひじきの養殖作業や海ごみの清掃活動を行いました。
まず、プラスチックごみの現状を知るために、波打ち際の石を掘ってみました。
すると、石の下からたくさんのマイクロプラスチックが出てきて驚きました。
次に、海の中の海藻の大切さについて教えていただきました。
実際に防波堤まで行き、ひじきやアマモの生育状態を観察しました。
以前よりも藻が減っているそうです。
この防波堤は、喜佐方の偉人である「山下亀三郎」氏の尽力で作られたものです。記念の塔の説明も受けました。
その後、藻場の再生に向けての取組として、漁協関係者の方に教わりながら、ひじきの養殖作業を行いました。
ロープに差し込んだ結束バンドの輪の中に、小さなひじきの根を差し込み固定しました。子供たちは二人一組で、上手に作業をすることができました。
最後に、プラスチックごみの清掃活動を行いました。様々なごみがあり、短時間にたくさん拾いました。
今日植え付けたひじきは、順調に育てば4月には収穫できるそうです。
美しい海を守るために、これからも地域の環境に目を向け、自分たちにできることを考えて実践する子供になってほしいと願います。
御指導、御協力いただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。